Double Eagle BRN-180 ガスブローバック ライフル.

アメリカのBrownellsは、2019年のSHOT Showにて「BRN-180」アッパーレシーバーを発表しました。
BRN-180はAR-180を現代化した設計で、チャンバーは.223 Wyldeに変更され、ハンドガードはM-LOK仕様、さらに上部にはMIL-STD-1913ピカティニーレールが追加されています。ガスピストンはAR-180と同一寸法のものを採用しています。
また、アッパーの寸法はAR-15のロアレシーバーに装着できるよう再設計されています。AR-180由来のボルトキャリア設計を採用しているためバッファーシステムが不要で、BRN-180はストックを折りたたんだ状態、さらにはストック無しでも射撃が可能です。

BRN-180には、16インチバレルを備えた標準モデルの「BRN-180」と、10.5インチバレルに可変ガスブロックを搭載したショートモデル「BRN-180S」の2種類が存在します。ロアレシーバーがAR-15規格のため、AR-18のように特殊なマガジンを必要とせず、一般的なAR-15マガジンを使用できます。

さらにBrownellsは2020年のSHOT ShowでBRN-180専用ロアレシーバーも発表しました。
AR-18風のマガジンハウジング形状を持つ鍛造モデル「BRN-180」と、一般的なAR-15タイプのマガジンハウジングを採用したビレットモデル「BRN-180M」の2種類があり、どちらも通常のSTANAGマガジンに対応します。
これらのロアはバッファーチューブを廃し、代わりに1913レールを装備しています。BRN-180アッパーのほか、MCXや.22LR口径AR-15など、バッファーを必要としないAR-15規格のアッパーにも対応する予定とされています。

2020年8月には改良型の「BRN-180 Gen2」が発売され、全モデルにBRN-180S同様の可変ガスブロックが標準搭載となり、ハンドガードの着脱方式も改良されました。同時に .300 BLK 仕様のBRN-180S もリリースされています。

* 東京マルイ ガスブローバック M4に使われている Zシステム に近い構造で動作します。

全長 約 720mm ( ストック展開時 )